AED(自動体外式除細動器)とは、心室細動という痙攣を起こして血液を送り出すポンプ機能が失われた状態になった心臓に対して、電気ショックを与えることで正常な機能を回復させるための医療機器のことを指します。近年、公共施設を中心に普及が進んでいますが、AEDは電源を入れると音声ガイダンスが流れるため、それに沿って操作を行うことで誰でも簡単に使用できます。傷病者の心電図を解析する機能も備わっており、電気ショックの必要性があるのかを自動的に判断してくれるので、正常に機能している心臓に対して電気ショックを与えてしまうという心配はありません。加えて、AEDは1歳以上の小児や妊婦に対しても使うことが可能です。

また、現在AEDは様々なメーカーから販売されていますが、基本的な使い方は全て同じとなっています。さらに、厚生労働省の認可を受けなければ製造販売できないため、どの機種も除細動器としての性能に大きな差はありません。しかし、除細動器以外の部分に関しては機種によって特徴が異なります。例えば、小児モードへの切り替え方法や、防塵・防水性能、遠隔監視システムの有無などに違いがあり、機種によって大きさや重さも様々なので持ち運びやすさも大きく異なります。

加えて、メーカーによっては独自の機能を搭載しているケースもあるので、AEDを設置する際は各機種の特徴を比較して、設置場所や運用方法などに応じて適切なものを選択することが大切です。

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