肺がんは現在日本人のがん死亡数の第一位です。肺がんの予防するにはまず禁煙です。しかし、何といっても患者数が多いので、その分肺がん検診の研究も進み、科学的根拠に基づいた有効な検査方法があるがんの一つとなっています。また、治療方法も進歩しているので、早期で発見し治療が行われた場合、多くが治癒します。

肺がん検診の対象は男女とも40歳以上で、年一回受診するのが望ましいとされています。一次検査は主に、既往症、家族歴などの問診と胸部X線検査ですが、ほかに一定の基準以上の喫煙者には喀痰細胞診(かくたんさいぼうしん)も併用されます。併用することで肺がん発見の有効性が増します。一次検査のあと、X線検査の3%、喀痰細胞診の1%が精密検査が必要と診断されます。

肺がん検診の精密検査では、主に胸部CT検査、気管支鏡検査などが行われますが、部位や悪性の可能性の程度によって検査方法が変わってきます。胸部CT検査では、疑いのある部位をCTを使って詳しく撮影して調べます。一方、気管支鏡検査では口から気管支鏡を挿入して、疑いのあるところを詳しく観察したり、細胞を採取して病理検査を行ったりします。病理検査のために組織や細胞を採取するには他にも様々な方法があり、部位やがんのタイプによって使い分けられています。

例えば、針生検、胸膜生検、胸腔穿刺、リンパ節生検などです。他にも、骨への転移を調べるためにMRI検査、骨シンチグラム検査(アイソトープ検査)なども必要とされる場合があります。

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